3305.~自己目標~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「肯定感が高まれば」(11月12日)~
おはようございます。津田沼教室の酒巻です。
小学2年のEくんはある時、テストの点数が悪かったとのことで、
何をやるにも「どうせできない」などと極端に自己肯定感が低くなっていました。
思い切って授業内容を、Eくんの得意意識のあった算数の計算にしぼり取り組んでいきました。
勉強は「楽しい」と感じてほしく、自分をもっと好きになってほしかったからです。
Eくんは、どんどん出来る自分に自信がつき、好きなことをとことん伸ばしていくことで、
その自信が苦手なことにもチャレンジする意欲につながったのです。
時間はかかり、遠回りになってしまうかもしれませんが、Eくんの良さを手がかりにした取り組みを続けることによって、自己肯定感が高まり、学習面だけでなく、生活面などにおいても何かプラスの影響があるはずで、こうしたアプローチの意味は大きいと思いました。
Eくんをしっかり見ていることが伝わると、本当に素直に喜びの表情を見せてくれます。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Eくんがそれほどにテストの点数を気にかけるのは、そもそも「テストでがんばろう」という気持ちのある表れです。きっと自分自身が納得できる、点数のラインがあるのでしょう。そのラインが、Eくんの定めた自己目標です。急がば回れ、肯定感を回復してきたEくんはまた頑張れますね。