3300.~形から~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「両手が自然に揃うこと」(11月7日)~
おはようございます。国立北口教室の今村です。
初めてお会いした生徒さんとの体験授業でいつも最初に感じること、それは、
筆具を持つ手と反対の手が、机の上に出ないことです。
「はい、反対の手を出して…」と促すと、直ぐに手を出しますが、
その手をどこに置いたらいいのか戸惑う様子が見られます。
課題に取り組むうち、直ぐに引っ込んでしまうその手をその都度、机の上に呼び戻します。
教室に何年か通っている生徒さんたち、自然に両手が机の上に出ています。
プリントを解くときは、プリントを押さえ、絵を描くと時も、
絵の具で彩色するときは、濡れていないところを上手に選んで画用紙を押さえています。
とても簡単なことですが、両手が自然に揃うこと。
それは前向きないい授業に欠かせないことだと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
そうですね、両手が揃うことはとても大切ですね。学習態勢、と申しますが、学習に向かう気持ちと姿勢、双方の揃うことが大切です。形から入る、ともよく云われますが、姿勢や手の位置は形。形が整うことにより気持ちも入っていきます。そうすれば、学習効率も上がり、学習効果も高まります。「左手(右手)は?」「押さえて」と、気持ちよくリズミカルに声掛けしてあげましょう。そして上手にできているときに、褒めてあげましょう。