3240.~工夫~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「カンタンだね~」(8月27日)~
おはようございます。所沢教室の増原です。
4年生のHちゃん。
今年の夏期講習は、まず苦手意識の強かった3桁×2桁の筆算に取り組みました。
順序を確認する矢印を書きながら計算を進めていきますが、数の大きな九九や繰り上がりが続くと少し混乱してしまいます。
繰り上がりの数を書く場所を決め、計算したら○印をつけることと、
大きな数の問題が続かないように、0や1のある筆算を入れて繰り返し練習しました。
「0や1があるとカンタンだね~」
笑顔が見られるようになると数の大きな問題も「自分で考えるから待って。」と
一人で解けるようになり、自信もついてきました。
今はまだ講師の声かけが必要なわり算の筆算も、余りのないものからあせらずに練習しています。
「あまりのないわり算ってカンタンだね!」という声が聞けるのを楽しみにしています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「カンタンだね~」って、イイですね。そのことばを引き出すために、上のブログからだけで講師はいくつ工夫をしているでしょう。数えてみると、・・・4つ。そこに、言葉がけの工夫も加わります。他にも、言葉がけの間や視線、態度、雰囲気、問題の文字の大きさ、分量、・・・。理解へと導くためのいろいろな工夫、講師はそれを楽しみながら授業を進めていきます。