3229.~実力発揮~

3229.~実力発揮~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「楽しければ・・・!」(8月14日)~

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

楽しいとき、楽しみな時、生徒さんは普段とは違う様子を見せます。

例えば、Yくん。あまり好きではない教科に取り組んでいるときは、書ける漢字もひらがなでささっと書いてしまう。しかし、Elephasで初めて得意科目の歴史プリントに取り組んだときは、目を輝かせて前のめりに問題を解いていきました。そして、「この漢字でいいんだっけ」と進んで正しい漢字を書いてしまいました。講師はびっくりするやらうれしいやら。

それから、普段は寡黙なМくん。その日は来室時から明るい表情でした。授業の途中で「新幹線に乗る」「いつ?」「来週」「おばあちゃんのお家に行くの?」「はい。」「新幹線ではだれの隣に座るの?」「ママ」。

こんなに会話の続いたことはありません。Мくんとの会話の最長記録です。しかも、Мくんから会話がスタートしているではないですか。

これがYくんとМくんの本当の姿なのだと感じました。

生徒さんのこんな表情がまた見られたら…。

簡単ではありませんが、よい目標ができました。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「楽しく学習を」という言葉はよく耳にし目にしますが、心から本当に楽しい!というときは、すばらしい力を発揮するものですね。

殊にYくん、自身の意欲と力に“我ながら”と驚いているかもしれませんね。こうして、自身の力と学習の楽しさを意識的に体験出来たら、チャンスです。自己評価が高まって、他の学習の時にもその力は発揮されるようになることでしょう。

Mくんの会話、講師がMくんの”実力“を把握できたのは、これもまたチャンスです。講師がそのレベルを意識して会話を進めるのと、そうでないのとではこれから大きく差が出てきます。会話にいっそう、気持ちがこもりますね。

 

発達障害の方のための塾(エレファース)
>>お問い合せ

 

 

ケースに学ぶカテゴリーの記事