3203.~自己を省察する~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「面接、自分を知ること」(7月15日)~
おはようございます。西国分寺教室の今村です。
中学2年生のA君と就業技術科の受験に向けて、面接の練習をしています。
面接の練習は、自分を知ること…とつくづく実感します。
まず、住んでいる町の郵便番号、家の住所や電話、最寄り駅と自分の暮らす場所がより明確にはっきりと分かっていきます。
取りまく人々についての質問から周りの人を意識し始めます。
自分の名前の由来からご両親の自分に込められた願いを知ります。
長所、短所を考えるために、自分の生活を隅々まで思い出していきました。
長所を「時間を守って遅れずに行動出来ること」としたA君。当たり前に行っていることが自分の素晴らしいところなんだと自覚し、それを今後も必ず続けていこうと覚悟しました。
14歳になるこの時に、自分の輪郭がはっきりと濃くなっていくような感覚です。
面接は、受験対策ということだけではない、必要な素晴らしい課題だと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
その通りですね。面接に対する講師の意識次第で、面接に取り組もうとする生徒さんの意欲も大きく変わっていくことでしょう。答え方を機械的に覚えるだけではなく、自己を省察すること。中学生として、年齢的にもちょうど良い時期ですね。これから高等部で学び、社会へと巣立っていこうとする生徒さんにとって、大切な営みです。