3200.~適切な課題を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「・・・けど、やったよ!」(7月11日)~
おはようございます。西国分寺教室の原です。
小4のSくんと一緒に学習を始めて一年になりました。
マイペースにひたむきに取り組む姿勢が変わらず、それは素晴らしいことです。
授業ではその日のSくんの気持ちを大切にしています。
気分が進まない時の「やりたくない」気持ちはどうしたらいいのでしょう。
この感情についてSくんとお話をしたところ、自分の気持ちを認識し、自問自答があったようです。
次第に変化が見られました。
最近は自ら宿題の要望が出てきます。
「やる」、と決めたプリントは必ず提出があります。
そして「心の中では いやだったけど、やったよ。」
という発言を聞いた時 講師は感動しました。
Sくんの「やりたくない」気持ちが「やってみよう」に変わるよう、これからも応援していきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Sくん、自身を客観的に見ることができてきたようですね。しかも、他人(ひと)のお話に耳を傾けることができるというのも、Sくんのすばらしいところです。そして実際に自分の気持ちを少しコントロールして、「この宿題はやる」という講師との約束をきちんと果たすことができました。そこを大いに褒めてあげたいものですね。私たち講師は、Sくん含めどの生徒さんにも、少し努力すればできる“適切な課題”を用意して、学習への意欲をいっそう高めてあげましょう。