3148.~臨機応変に~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ぼく、わかった!」(5月11日)~

おはようございます。西国分寺教室の原です。

小学2年生のSくんは、進級の直前の時期に5分毎の時計の読みの復習をしました。その翌週に今度は九九の5の段に挑戦してみました。九九の歌を流してみると「え、わからないよ・・・」と困り顔。

実は九九は先取り学習でした。一歩進んだ学習として2年生を意識し、自信をつけるチャンスと考え5の段からの挑戦でした。

そこで、九九の歌と並行して得意な5分毎の歌もあわせて流してみたところ、

「ぼく、わかった!まだ、学校で習ってないのにできたよ!」と今度は笑顔。講師は心の中でガッツポーズです。

 

Sくんは「ママには、内緒にしてほしいな」と慌ててプリントを隠しました。自分でお母さまに伝えたかったようです。

帰り道でのほほえましい場面を想像すると、講師としてもあたたかい気持ちになりました。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「ぼく、わかった!まだ、学校で習ってないのにできたよ!」、これは講師として何よりも聞きたい、嬉しい言葉ですね。

初めての課題の理解のために既得のことを重ね合わせたこと、これがSくんの理解につながったと云えます。

生徒さんの反応を見ながらその場で臨機応変に個に即した指導を行う。個別指導だからこそ、できることですね。

 

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