3142.~理解に導く~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「暗算披露」(5月4日)~
おはようございます。 所沢教室の佐藤です。
とても丁寧に、きれいな字の書けるKちゃんは 小学校2年生です。
「大きな数」が難しかったということで、1から100までの数の表とブロックを使って
勉強しました。
10+4は、10のまとまりのブロック1本とバラのブロック4個を使って、これを数の表に置き、「答えは?」と尋ねると「14!」と元気な声で正解が言えました。
10+12、20+30と どんどんやっていくうちに、プリントの最後の3問くらいは式を見ただけで答えられるようになりました。
数の表と、ブロックの組み合わせは効果絶大です。
帰る時に、お母さまに 「10+3は13、20+10は30!」と、暗算を披露している後ろ姿を見た時、本当に嬉しさが込み上げてきました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
具体物を使って「分かる」という段階にまで到達できたこと、Kちゃんはどんなにか嬉しかったことでしょう。具体物を使うとは、数で遊ぶことです。教室の生徒さんは幼児期の遊びが充分でなかったり、そこに言葉を伴わせることが充分ではなかったり、というケースが少なくありません。
Kちゃん、この数遊びを習熟するまで大いに楽しんでください。十進法の仕組みと二桁の数の仕組みが体得できれば、三桁、四桁・・・と大きな数の仕組みを同様に理解することも可能となります。
「分かる」ということ、すばらしいですね。