3130.~やる気を引き出す~

3130.~やる気を引き出す~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「楽しく、やり取りしながら」(4月20日)~

おはようございます。武蔵境教室の萩谷です。

日頃授業を行うにあたって、気を付けていることがあります。

それは、目の前の生徒さんを見ながら、対話を多くして授業を進めることです。

個別指導の強みを活かし、生徒さんとやり取りをすることで、メリハリのついた授業を目指します。

ある小1の生徒さん、集中がそれてしまうと講師の問いかけに口頭で答えるだけで、解答を書こうとしないことがあります。そこで講師が「正解だよ、じゃあ先生が先に書いちゃおう!」と急いで書こうとすると、生徒さんが、「だめ~!」と言いながら解答を書き始めます。さらに講師に先を越されまいと、その次の問題の解答もどんどん書いていきます。

また別の生徒さん、問題文を音読しそれから解答するとき、時には「この問題にはこの公式を使うんだよね」と言いながら講師が書き込もうとし、その際にあえて「あれ~、こっちからだと書きにくいなぁ~」などと言います。すると、「じゃあ書いてあげる。」と、生徒さん自ら書き込みます。「ありがとう!先生みたいだね。」など、楽しくやり取りしながら授業を進めています。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

ちょっとした一言で、生徒さんのやる気を引き出すことができます。時々において講師が適切にどのような対応や促しをするか、それは生徒さんの様子や理解の状況を感じ取ることができてこそですね。ご家庭での学習や生活においても同様です。対応や促しに少しゆとりが持てると、毎日の積み重ねによってお子さんの行動も少しずつよりスムースになりそうですね。

 

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