3093.~進んでサポート~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「一心同体!?」(3月8日)~
おはようございます。西国分寺教室の今村です。
どうしたら授業効率の上がる言葉がけが出来るのかな…と考えます。
それは、当たり前なことですが、
講師が生徒さんの身になって考え、授業中いつも一心同体の気持ちでいること、だと思います。
今日は学校で疲れたのかな?と感じた時は、「難しい」「疲れた」「面倒くさい」と言ってはいけないと思っている生徒さんより先に、あえて講師がその言葉を明るい声で口にします。
「難しそうにみえるけど、全然難しくないから安心してね。難しかったら先生が答えを教えるからね。一緒にやっちゃおう。」
「疲れたね~よく頑張ったね。疲れた?お疲れ様でした。」
計算をする時は、イコールも括線も小数点も
「面倒くさいところは先生が全部先に書いておくからね。」
「先生は消しゴム係するね。」
漢字のはねやちょっとした間違いは「修理屋さん出動ね。」と言って講師が直します。
生徒さんからは、「全然難しくなかった。」「疲れてないよ。」「修理、ありがとう。」と授業に活気が出る言葉が出てきます。
手伝っても前向きな気持ちで取り組めれば、身についていきます。
やり遂げた後は、講師はこれ以上ない笑顔で、生徒さんが照れてしまうほど大喜びして褒めます。
「拍手が止まらなくなっちゃったから、止めて、止めて!」と言って、生徒さんに止めてもらうこともしばしばです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
楽しそうですね。
「先生が答えを教えるからね」「先生が全部先に書いておくからね」「先生は消しゴム係するね」、これらサポートは大いに結構です。気持ち良く学習を進め、生徒さんから「難しくなかった」「疲れてないよ」という言葉が出てくれば、授業の進め方としては大成功ですね。