3076.~感じ取る~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「誉め言葉・励まし言葉」(2月16日)~

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

「褒めて育てる」、そう云う言葉を良く耳にします。しかし褒めましょうと言われても、いざ褒めようとするとネガティブなことはすぐに目に付くのに、どこをどの様に褒めてよいか分からない、ということもあるでしょう。テレビや育児書では、「具体的に褒める。結果ではなく過程を褒める」とありますが、褒めたことで子どもを怒らせたり、傷つけてしまうこともあります。

「そんなことで褒めないでよ!」と。

また、励ます言葉においても同様です。ある日、ふと掛けた「ドンマイ!」で表情が険しくなり、固まってしまった生徒さんがいらっしゃいました。もしかしたら、あちこちで頻繁に掛けられている言葉なのかもしれません。その言葉はその生徒さんにとっては励ましではなく、プレッシャーを感じる言葉だったのかもしれません。

この経験から生徒さんとの会話では、誉め言葉はタイミングを、励ます言葉はプレッシャーにならないようにと心掛けています。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。同じ言葉でも、かけられた人のその時の状況や状態によって、とらえられ方は異なりますね。講師には、その時その場での生徒さんの心理状況を感じ取ることや、学校でのこと家庭でのことなど背景を把握することが求められます。また一方生徒さんには、言葉をかけた人の思いを感じとる力が少しずつ育っていくとよいですね。言葉以前の気持ちのやり取り、コミュニケーションの基本となるところですね。

 

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