3046.~言葉を繰る~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「報告文や作文を」(1月12日)~
おはようございます、越谷教室の菊地です。
日々の授業によく取り組み、テストでも高得点を取り続けているK君。
成績も多くの教科で5段階中4を取り、流石と思うところがあります。
K君にとっての課題は実習の報告や作文など、その時に応じた文章作成です。その対策の一つとして、最近は授業前後の「会話」にも気を付けています。「主語」と「述語」、それに「時間」も含めて話すことで、話の骨組みと時系列をしっかりとさせていきます。
最近は、「中学の時は…」と話が膨らんできました。
こうしたことも学習の一環として、指導を続けていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
K君、高等部に合格して後、更に学習が充実してこられたようですね。中学生の頃より、学習課題を記憶し、再生する力は良好でした。学習への興味も高かったのでしょう。
今後は、あらかじめテキストのないこと、自身の中から一つずつ言葉を繰り出していく、そんな力をつけていかれることが課題ですね。高等部で優秀な成績を得ていることからの自信や安心できる講師や環境での学習によって、その分野でも少しずつ変化がみられることでしょう。期待できますね。