3021.~行事を通して~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「暦の中で」(12月14日)~
おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。
カレンダー作りや教科書、会話の中で多くの年中行事や祝日を目にしていますが、説明できるほどには知らないことが多くあり驚いています。慌ただしく大晦日を過ごし、お正月を迎え、あっという間に節分、そして桃の節句というのが毎年のことで、何となく行事を行っているというのが正直なところです。
時期を問わず多くの野菜・果物がいつでもスーパーにあることが当たり前なのに加え、異常気象も多く、季節感がことさら薄れている様な気がします。これは時間や月日、季節の流れを難しく感じる生徒さんにとって厳しい状況かもしれません。
暦を見て、様々な行事を歌や造形と共に成り立ちなどを楽しみながら知っていくことで獲得していければと思います。講師も一緒に一つひとつ勉強していきます。それを知識だけにすることなく、家庭でも大切にして、生徒さんに生きた話をしていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
今年もあと半月余りとなりましたが、年末、そして年始は家族で営む行事が盛りだくさんです。
クリスマス、大掃除、年越しそば、除夜の鐘、松飾、鏡もち、お雑煮、お節料理、初もうで、七草がゆ、鏡開き、どんど焼き、・・・お正月行事を終えると次には節分、春への思いが膨らむ時です。
伝統行事には、ひとつ一つ意味があります。ご家庭でそんなことを話題にしながら、行事を営んでいかれることをお勧めします。昔から現在へ、そして今現在の人と人、地域、より広い空間的つながり、そこでの共同性、共感性が具体的な行動を通して育まれる時です。