5012.~学習態勢?
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「軌道修正」(5月6日)
おはようございます。Elephas武蔵境教室の萩谷です。
若葉が茂り、いよいよ新年度も本格稼働です。
エレファースに通い始めた時には、ランドセルがとても大きく見えたMちゃん。
学年があがり、お姉さんらしさを感じるようになりました。
そんなMちゃんとの授業は、いつも楽しく、あっという間です。
Mちゃんは、どんな学習をしていても、自分の好きなことや気になることが、頭に浮かんでくるようです。
そうなると、その絵を描いたり、お話したりと、とても忙しくなります。
そんな時、講師は、
「Mちゃん、次はここだよ、はい、読んでみよう」とか、
「鉛筆置いて、お口で答えを言ってみて」などと言葉を掛け、軌道修正します。
それでも、Mちゃんは、自分の楽しい気持ちを、学習の方へサッと戻せない時もあります。
ただ、このような声掛けを何度か繰り返すうちに、最近は少しずつ上手に切り替えできるようになってきました。
Mちゃん、気になることはいつもいっぱいあるよね、自分の気持ちと上手に付き合って、先生と学習を進めていこうね!
◇ワンポイント・メッセージ◇
Mちゃんは、小学3年生。幼児期から低学年の間は、学習態勢の形成が課題の半分以上となるケースもあります。これからの一年間で学習態勢づくりの仕上げができると良いですね。それを目標に、学習課題の再検討を。むずかし過ぎず、やさし過ぎず。生徒さんの集中力や持続力を課題設定の計算に入れることも必要です。“分かる” “できる”、吟味された学習プログラムで学習意欲を高めていきましょう。