5011.~大学 小論文課題?
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「レポート対策」(5月5日)
おはようございます。Elephas武蔵境教室の伊藤です。
大学から多く入学前課題が出されていたS君。
高校教科の復習に相当する課題はコツコツと進めていましたが、小論文課題にはなかなか取り組むことができませんでした。
課題図書を読み、関連資料を集め、原稿用紙5枚ほどの小論文を書く必要がありました。
大学入学後のレポートの練習のようです。
講師も課題図書を読みました。
また、事前に図書館に行き、該当の資料もコピーしました。
けれども資料については、S君にはあえて伝えませんでした。
何か月も先にあったはずの課題提出の期限が、目の前に迫っていました。
提出期限まで10日ほどとなった授業の日、S君はとても疲れた様子で教室に入ってきました。
力なく席に着くと、S君は言いました。
「自転車で行ってきました。本の場所に行ってきました。図書館でコピーもしてきました。さっき帰ってきました」。
S君のカバンから、たくさんのコピーが出てきました。
ところどころ資料に影がかかり、文字が曲がって間延びしています。
S君の持ってきたコピーの上に、講師のコピーも重ねました。
論文の構成をどうするか、S君との授業がはじまりました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
S君、小論文の取り組みにエンジンがかかるまでに時間を要したようですが、でも気にはずっと掛けていたのでしょう。小論文を仕上げるのは、大学の総合型入試のとき以来でしょうか。その時の体得した方法はしっかりと身についているようですね。図書館に出向き、資料を揃える、くたくたになりながらも頑張りましたね。これからも大学はその連続です。Elephas講師という強い見方と共にがんばっていきましょう。