4975.~具体的対策で?
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「あ、できちゃいましたね」(3月24日)
おはようございます。Elephas 西国分寺教室の髙須です。
昨秋入会したH君は、おっとりした中学1年生。
書字のきれいな生徒さんで、初めての授業のとき、驚いてしまったほどでした。
特にアルファベットは美しいといっていいほどの見事さです。
ただ、あまりにも丁寧に書くため、時間をかけすぎる傾向にあります。
少しでも時間を捻出して学習の習熟度を上げたいところ。
書字のスピードを速めるために、授業中、一回は時間制限の枠を作っています。
3つの英文を5分で書こう、ここは3分で終わらせよう、といった具合です。
たいてい時間は10分以内にしています。
講師が時間制限を切り出すと、Hくんは決まって、
「え?!」となりますが、真剣に取り組んでいます。
本人からすると不本意な書字かもしれませんが、講師の目には、乱れた字には映りません。
「このくらいで十分。10人が10人とも読める字だから大丈夫」とこれまた決まって言うのですが…。
問題文を読み、何を答えればいいかを頭の中で整理し、それを時間内に書き終える、という一連の作業。
時折、H君が
「あ、できちゃいましたね」とつぶやくことがあります。
「時間を気にして書く」、この課題にH君は必ずや慣れていくものと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
H君のつぶやき、「あ、できちゃいましたね」とはこれ、イイですね。その繰り返しで、スピードアップをきっと体得していかれることでしょう。講師の具体的対策も、イイですね。しかも、「授業中、一回だけ」というのが、ポイントでした。