3938.~思考と作業~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「プログラミング:スクラッチ」(12月2日)
おはようございます。所沢教室の鹿間です。
社会人2年目のYさん。
授業には、買い物の際のお金の出し方、料理のレシピ作りなどさまざまなことを取り入れています。
この秋から新しく始めたのはプログラミングのスクラッチです。
まず講師が、
「制御のカテゴリーからこのブロックを使って・・・」というようにパソコンを操作して手順を説明し、
その後Yさんが一人で作業をします。
Yさんは少し考えながらも、それぞれのカテゴリーから正しいブロックを選んでプログラムを作っていきます。
まだ数回の学習ですが、
「左矢印キーを押すとシンバルの音がなり、コスチュームが変わる」までプログラムできるようになりました。
自分でプログラムを組んで、その通りに音がなったり動いたりするのが楽しいようで、
理解も早く、授業はとても順調です。
次は音階を設定することにチャレンジ。
そして最終目標は迷路ゲームの作成です。
頑張りましょうね。
◇ワンポイント・メッセージ
コロナ前の1~2年間をかけて、定期的に学んできた『スクラッチ』。講師も習熟してきたようですね。Yさんもその面白さを理解できたようで、すばらしいことです。プログラム的プロセスをワークで学ぶドリルも市販されていますが、プログラミングをPCで確実に実践していくこと、やはり本来の形での学習は手応えがありますし、実践へと効率よく結びついていきます。アルゴリズム的思考に操作を伴わせていく、思考と作業のマッチングは大変有効な機能トレーニングとなり得ています。