4587.~受験に向けて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「自分で考え、結論を」(12月28日)
おはようございます。花小金井教室の鹿間です。
小学生の時から一緒に学習をしているHさん、今年は中学3年生、受験生です。
「不得意科目は勉強したくない。やってもつまらないし、身に着かない。それよりも、得意科目を楽しく勉強してテストの点数をあげて、
不得意科目をカバーする」というのがHさんの持論でした。
しかし3年生になり、校外模試を初めて受けた際、思ったような結果が出ませんでした。
どうしたらいいか二人で対策を考えました。
するとHさんは、
「得意科目の点数を上げるのにも限界がある。だから好きじゃない科目もがんばる」と発言。
講師が提案するのではなく、Hさんが自分で考えた結論です。
その後は、苦手意識のあった国語や英語の、自分の考えを問われる問題にもしっかり取り組むようになり、点数に結びつくようになりました。
本番まであとわずか、それまで一緒にがんばりましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「得意科目の点数を上げるのにも限界がある。だから好きじゃない科目もがんばる」、これがHさんの結論ですね。まず受験年度のHさんには、①「点数を上げる」という目標が自らのものとして明確にあること、②初めは持論通りに試みてみたこと、③その結果を経て持論を修正することができた。この①、②を経て、③に到達することができました。すばらしいプロセスですね。ことに②の持論の修正はすばらしい!Hさんの中には、受験に向けてひとつ筋がピーンと通っていますね。身体に気をつけて、がんばっていきましょう。