4513.~成長~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「高校生活、のびのびと」(10月3日)
おはようございます。東中野教室の安齋です。
高校1年生のH君。
中学は不登校気味だった彼が、半年たった今はのびのびと高校生活を楽しんでいます。
本人曰く「自分でつなぎとめていた鎖のようなものから解放されたよう」と。
一歩踏み出した彼は、自ら進んで運動会実行委員や体育補助委員をするなどアクティブに活動し、
友達もどんどん増やしています。
勉強の方でも、歴史好きなH君は「別教科でも歴史に紐づけていくと覚えやすいんだ」と
彼なりに工夫して取り組んでいます。
自ら進んで行動できていることについて、そのきっかけやそれによる大きな変化があったかと聞くと、
①エレファースで勉強して学びが楽しくなった。高校では絶対自分から友達を作りたいと思った。
②責任感を持てるようになった。僕でも出来るんだと思った。
③今までは、「どうせやっても…」という感じだったが、今はあきらめなくなった。
「そして」と、彼が最後に言った
④番目、原因をさぐる癖がついた、と。
なんて大人びた、物事をシステマティックにとらえようとする言葉なんだろうと非常に感心しました。
ひとつの事象を深く追求する歴史好きな彼らしい言葉かもしれません。
講師は勉強だけでは無く、
社会生活における疑問等についても因果関係を説明できる良き理解者・アドバイザーでありたいとも思いました。
先日は、文化祭委員では無くても周りから、「手伝って」と。
確実に友達からの信頼も勝ち取っているようです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
H君、Elephas での学習、そして志望校への合格を経て、すばらしい成長ぶりですね。しかもその成長的確に自己分析できているとは本当にすばらしい。こちらからのコメントは必要ありません。①~④、じっくり読み返してみましょう。多くの生徒さんに、H君に続いてもらいたいものです。私たちElephas と朗豊ゼミナールの講師は、まだ見えていない生徒さんの本質を感じ、可能性あるひとり一人の存在を尊重し、サポートしていきたいと思っています。