4488.~“耐性”~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「レベルアップ?いいなあ」(9月4日)
おはようございます。相模原教室の安倍です。
小学5年生のYくん。
毎週、
「今日はパッとはじめてササッと終わらせます」と元気いっぱいブースに入ってきます。
有言実行で、椅子に座ると同時に、
「今日は何をするのですか?」と、「パッ」と取り組みます。
しっかり集中して学習することができます。
夏期講習も参加されたYくんに、
「夏休みに、パッとササッにジックリも加えてみましょうか」と提案しました。
「うーん、それは僕には無理です」との返事。
「じっくり考えることができるようになったら、レベルアップできますよ」
「レベルアップ?レベルアップいいなあ」と目がキラキラしてきました。
夏休みには、ジックリ考える課題にも挑戦しました。
「難しそう。僕には無理です」が「ちょっと考えてみる」に変わってきました。
2学期も、これから大きく「レベルアップ」しそうでとても楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「レベルアップ」、Yくんにはこの言葉が新鮮で、魅力的だったのでしょう。実際に取り組みの意識の中に「ジックリ」が加わって変化が表われてきたのですから、すばらしいことです。難しそうと思われる問題に面しても、そこで諦めずに向き合えること、いわば課題への“耐性”が具わり始めたようですね。この小さな芽を大切にしたいものです。