4463.~料理の達人!~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「先生、失敗はいいことなんだよ」(8月5日)
おはようございます。武蔵境教室の西岡です。
ある小学生の生徒さんの特技は、料理です。
日頃から家のお手伝いをしていて、野菜を刻むことも、魚を捌くことも、カレーや餃子を作ることもできます。
また、作り方をよく覚えていて、説明するのも上手です。
そして、どんなレシピもご家族の人数分の分量で計算し直して作り始めるとのことです。
素敵だなぁ…と感心していると
「先生、次は何作ろっかな?」
「じゃあ、親子丼は?」
「わかった、つくってみるよ。宿題だね」。
次の回には
「宿題やったよ。親子丼つくったよ」と完成写真を見せてくれました。
そして、
「先生も何か作って。宿題。コーラのグミなんかはどう?」
早速作りましたが
「コーラが冷えすぎていてね、ゼラチン液が(冷えたコーラに触れたところが先にゼリー状になってしまい)うまく固まらなかったの。失敗」。
完成したものをお見せすると、生徒さんは
「先生、失敗はいいことなんだよ。成功へのヒントをくれるんだからね」。
学習と並行して、この「宿題」もお互いに続けていけたらと思っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
ブログを読み進めていると、この生徒さんのイメージがだんだん中学生ぐらいになってきて、前に戻ると、「あっ、小学生だったわねっ」とハッと思い返しました。なかなかの、つわものですね。お料理で、鍛えられたのでしょうか。お見事!講師も、グミ作りまでチャレンジするなんて、頑張っていますね!