4442.~小さな成果を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「繰り返し」(7月12日)
おはようございます。相模原教室の北村です。
小学生から成人の方まで、幅広い年齢の生徒さんを担当しています。
それぞれに学習内容は違いますが、折に触れて学習効果を実感するのが「繰り返し」です。
4月に入会した小2のMさんはいつも楽しそうに造形リトミックに取り組んでいます。
繰り返すうちに大きな声を出して、上手に線や図形を描けるようになりました。
絵を描くことが好きなので、「ひと」の絵をよく描きます。
最初はバランスのとり方が難しそうでしたが、何度か繰り返し描いている内に
今では手足が長くバランスの良い絵を描けるようになりました。
色塗りのはみだしも減ってきています。
社会人のOさんとは工作をよくします。
工程のお手本を見せながら一緒に作ります。
先月はカレンダー作りや父の日の状差しなどでアジサイの花を何度か作りましたが、
作るたびにキレイさが増していきました。
同じことの繰り返しのようでも、それぞれが自分なりに工夫して前よりも丁寧に取り組んでいることがよくわかります。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「繰り返すこと」、そうですね、それは学習において不可欠ですね。生徒さんが飽きることなく、意欲的に繰り返し学習できるためには、講師の工夫も必要です。繰り返しの中にも小さな変化をつける。そうすれば、生徒さんは繰り返しの中にも新鮮さを感じることができます。そして何よりも大切なのは、講師自身が楽しんでその課題に取り組んでいることです。また親御様に対しては、小さな成果を適切にお伝え出来ること。そのためには今日のブログにあるように、講師は成果を的確にとらえる視点を持つことが必要です。