4428.~数学を通して~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「数学、難問にもアプローチ」(6月26日)
おはようございます。津田沼教室の山下です。
今年4月に見事、私立高に合格したО君は毎週末にやって来ます。
彼が持参する数学の問題は毎回、難問です。
講師も事前に十分な準備をしなければなりません。
が、しかし・・・初見で難問に挑まなければならないこともしばしば・・・
O君が講師の前に提示する彼自身の解答も素晴らしい出来なのですが、
そのプロセスの中で止まってしまった箇所をスムーズに先へ通すことが講師の役目。
彼の解答プロセスを聞き、一緒に考えながら数通りの解法を紹介していきます。
事前に準備できていればそれで良し、そうでないときもその場で考えて数パターン示します。
講師の解説に合わせ、自分の解答プロセスをもう一度振り返っていくO君。
真剣な眼差しで解説書面を追い、一節一節に頷いたり、考え込んだりしながら確実に進んでいきます。
そして、彼の中でジグソーパスルの欠けたピースが揃ったとき、その表情は実に晴れ晴れとしたものとなります。
訪れるその瞬間のために担当講師は常日頃から頭の体操を欠かさないよう心がけています。
今日もO君の晴れ晴れとした笑顔を見るために。
◇ワンポイント・メッセージ◇
O君は、中学生の時から数学が得意。坦々と自身で考えて解答していくタイプでした。高校では特進クラスに在籍し、各科目のレベルはグンとアップしました。そこで4月からの数学は、数学専門のSEOLEO講師が担当しています。自身の導き出した解答プロセスと講師が示す数通りの解法、問題を解いていくさまはまるで講師と、または問題と対話をしているかのようですね。可能性を拓く、文字通りそんなケースをここでも目の当たりにすることは嬉しい限りです。