4427.~造形を通して~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「R君の“できた”体験」(6月24日)

おはようございます。津田沼教室の鶴巻です。

エレファースの授業の中では、ハサミを使うことが多々あります。

R 君と折り紙をお花型に切る課題に取り組みました。

9等分の折り紙に書いたガイドラインの曲線に沿ってお花を切る作業です。

小さいスペースで曲線に切るのが難しいため、ガイドラインを見やすく濃く書き、

ガイドラインに寄せて短い直線ラインで切るように導きました。

工夫次第で難しさのグレードがグッと下がり上手の切ることができました。

R君が切ったお花で作った作品は努力の跡がたくさん見られました。

私たち講師はやってあげるより、どうしたらR君本人がやりやすくなるかを日々考えています。

これからも、R君の“できた”体験とともに多くのことに挑戦していくお手伝いをしていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「やってあげるより、どうしたら本人がやりやすくなるか」、・・・そうですね、そこが講師のやりがいでもあり、生徒さんが上手にできたことを共に喜びあえるところですね。R君が取り組まれたのは、父の日の工作でしょうか。R君の課題の一つに「コミュニケーション力を育むこと」がありますが、「できた!」「やった!」「がんばった!」など、造形の経験を通して活性化された気持ちと共にコミュニケーション力も育ちます。「お父さん!」「ありがとう!」という言葉にも形だけではなく、気持ちが伴われていくことでしょう。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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