親子で挑戦・・!


625.親子で挑戦・・!
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 親と子で共通の課題を持つことは、親子の新しい関係を形成するきっかけとなります。たとえば、”少しやせるようにがんばろうね”と親子で同じスタートラインに立ってみましょう。

 食事のコントロールも最初の数日は予定通りに行くことでしょう。そのときは、親子でにっこり喜び合えます。そして、
「いい調子、この調子でがんばろうね」と励まし合えます。

 しかし何日かすると、”つい食べすぎ”という状況も出てきます。そんな時、減量がお子さんだけの課題であって、親御さんはコーチするだけの立場であったとしたら、
「ダメでしょ、まだ数日しか続いていないわよ」と咎めたくなってしまうでしょう。

 しかし、同じ課題に向かっていっしょに努力している関係だとしたら、
「まっいいか、今日だけね」とお互いにいたわり合えます。

 この共感性が、とても大事なのです。つい食べたくなって食べてしまう気持ちの共有、この共感性が人と人との気持ちのつながりを作ります。共感できることの喜びも感じ合えるでしょう。

 親御さんはいつも”ちゃんとできる人”で、お子さんはいつも”指示されて、がんばらなくてはいけない人”という、 ”指示する人・される人””できる人・できない人”という固定的な関係も、共通の課題を持つことによって柔軟に変化させていくことができます。

 そのプロセスでは、お子さんに励まされることもあるかもしれません。
 どうぞ、そんなプロセスも楽しんでみてください。

 
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
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