609.就学相談に向けて:2
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
進路の選択において、お子さん自身が意見を持てるようなケースでは、お子さんの気持ちも尊重しましょう。
「どっちの学校に行きたい?」とか「どっちの学校がいい?」と選択を迫るのではなく、 「こういう学校とこういう学校があるんだけど、○○はどう思う?」とやわらかく尋ねましょう。
もし、「どう思う?」という問が漠然としていて把握しにくい様子でしたら、親御さんが迷っている点を分かりやすく説明して、具体的に尋ねましょう。
「こちらはお勉強の他に調理や買い物や実習も多いんだけど、こちらは国語とか数学とか、英語、教科のお勉強が中心なの、お勉強がんばれるかな?小学校では、国語や社会は得意よね・・・」というように。
誘導的な質問になったり、不安を与えるような質問にならないような配慮は必要です。
またできたら、お子さんも学校参観に同行させてあげましょう。そこでは、お子さんがどんな様子で参観しているか、お子さんの表情にも気を配りましょう。
将来を見通して、最終的にお決めになるのは親御さんですが、お子さんの意見や感覚、表情などの様子に注意を払うことは適切な学校選択のためのひとつの大きな手がかりとなります。
就学先が決まるまで、ご家庭でご両親が議論されたり、学校側との話し合いについて触れたりすることが多くなると思われますが、お子さんに不安を与えないように穏やかに進められることはとても大切なことですので、ここに付記しておきます。
造形リトミック研究所
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