402.自らの中に動機付けを
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
脳の活性化のために、いつもと違うことを心して行うとよい、という話を前に何かの本で読んだことがあります。たとえば、いつもとは違う道を通ってみるとか、入りなれているお店ばかりではなく時には初めてのお店に入ってみるとか、使い慣れているボールペンだけではなく時にはいつもと違うボールペンを買ってみるとか・・・。
そう意味でも、今回歯医者さんに行ったことには大きな意味がありました。非日常のことを経験すると、異なる認識を得ることができます。また日頃感じていることを、異なる側面から改めて確認することができます。
それは・・・、
「歯がきたないから、一生懸命磨きなさい!」というよりも
「歯がきれいだから、一生懸命磨きなさい!」という方がはるかに、歯みがきへの動機付けが高まる、ということです。
これは学習においても全く同じです。
「できないんだから、がんばりなさい!」というよりも、
「得意なんだから、がんばりなさい!」という方がはるかに、学習への動機付けが高まる、ということです。
これは、私たちの教室、発達支援教室 Elephas のモットーにそのまま通じることです。
・「楽しい」からのパートナー
・「新しく知る」からのパートナー
・「ちょっと簡単」からのパートナー
その生徒さんにとって「楽しい」こと、その生徒さんにとって「新しく知ってうれしい」こと、その生徒さんにとって「ちょっと簡単」なレベル、それらを的を得て生徒さんに提示するのが講師の役割であり、腕の見せ所であり、やりがい、面白みです。
口先だけで「得意なんだから」とおだてても、がんばる気持ちにはなれません。心から、「できた」「わかった」「得意だ」と感じさせること、学習のスタートはそこにあります。
「得意なんだから、がんばろう!」と自らの中に動機付けが働くようになれば、理想的です。言い換えれば、人から言われるのではなく自らのそんな気持ちになれること、私達が目指しているのはその辺りにあるのです!
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造形リトミック研究所
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