308.台風ー命の危機

308.台風ー命の危機

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所

 きのう昼前から、関東地方では台風一過の青空が広がっていました。一掃されて塵ひとつない青空には光るような雲がダイナミックに広がり、まるで描かれているかのようでした。

 が、帰宅して夕刊を見ると、「10年に1度の大型台風」と予報されてはいましたが、大雨、強風、竜巻、家屋の倒壊、土砂崩れ、浸水、交通の混乱・・・、と多くの被害が報じられていました。

 小中学校などの休校は約1万2700校以上に及んだそうですが、ただ「学校がお休みになった」とそれだけでなく、親御さんの言葉を通して、台風の惨状をお子さんに知らせることは大切です。お父さんからの通勤時の交通網の麻痺の話には、実感を持って耳を傾けることができるでしょう。

 新聞も一緒に開いてみましょう。
「壁や屋根が吹き飛んだ建物(茨城県龍ヶ崎市)」や「国道で横転した大型トラック(愛知県豊橋市)」、「ダイヤが乱れて混雑するJR新宿駅」の写真。

 大好きなトラックも、台風でこんなふうになってしまうんだ、といつもとは
異なる思いを持つことでしょう。電車に乗ったり、電車を見に行ったりする楽しい駅にも、いつもとは異なる空気の流れを感じることでしょう。

 被害にあった方々の言葉も、「大変だったね」と共感をもって読んで聞かせてあげましょう。

 必要以上に恐怖心を持たせることはありませんが、やはりこのような機会に自然の脅威や命の危機を伝えることは大切なことです。お子さんが受け止められる範囲で、親御さんの言葉を通して伝えてあげましょう。

造形リトミック教育研究所
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