306.月齢カレンダー
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
秋の長雨、中秋の月の美しい時節なのに、なかなか月に出会えません。せめてもと、新聞の月暦を切って貼り始めてみました。10月1日、月齢12.3の月から、今日7日、月齢18.3の月まで。
月齢12.3、13.3、14.3、15.3、16.3、17.3、18.3、と並べて貼った月の絵はデジタル変化であるのに、目には月がだんだんと満ちていき、だんだんと欠けていくかのように、アナログ的に見えます。だんだんと膨らみ、満月へと向かうさまを見ていると気持ちも惹きつけられるように膨らみ・・・月齢15.3の満月は実に美しい形です。
と、次の日からはもうだんだんと月は欠け始めていきます。日に、日に、欠けていきます。やがて、半月に、そして、三日月、新月に。そして、そこからはまた、三日月、半月をへて、満月へと向かいます。
波がゆっくりと、本当にゆっくりと押しては返すように、月の変化が、新月から満月、満月から新月へと、ゆっくりとくり返されます。なんとも心地よい時の流れですね。
教室では今、「お月見」の歌が流れています。お供え団子、秋の実り、すすき、・・・日本の伝統的な月への風流を歌はいっそうかもし出してくれます。
みなさんも、よろしかったら月暦を貼り合わせてみてください。とても感覚的な作業で、思いのほか、楽しめます。教室の生徒さんは、月暦の出ている新聞の半ページを毎日切って集めて、1週間分を教室に持ってきてくださいね。月の絵を一緒に切り取って貼り合せてみましょう。月齢カレンダーができます。
では、待っていますね・・・。
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