1297.~「見る」ということ~

1297.~「見る」ということ~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『描いて、体験』(8月21日)~教室で描いたものと、
 実際に海や山、水族館や動物園で出会えたらすてきですね・・・~

私たちは、よく見ているように思っていても意外とよく見てない、ということがあります。
身近な例では、ロゴマークや漢字がそうです。

印象を把握しているだけで、詳細まで意識的には見ていないということです。
たとえばコンビニのロゴマーク。見れば瞬間でどのコンビニかわかりますが、
そのロゴマークを描いてみようとしてもなかなか描けないものです。

漢字も同様です。いわゆる、読めるけど書けない漢字というのがあります。

描くこと(書くこと)は、見ることです。細部まで、意識的に把握することができます。
描くことで、思いがけない発見があったりします。

教室で描いたものを実際に見ることができた生徒さんは、
「本当だ。本当に、こうなってるんだ!」と実物で確認できた時には、きっと大喜びだったことでしょう。
そしてさらに本物から、もっともっとたくさんのことを学んだことでしょう。

それらがフィードバックして、今度は描くものにも変化が表れるはずです。
実際に見たり感じたものを、ぜひまた描いてみましょう。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

「指導のポイント」カテゴリーの記事