1060. ~暮のお手伝い、SSTでも~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さ
まと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『年の瀬にお手伝い』(12月18日)~♪「ちいさなお手伝い」、”お手伝いできた!”という自信
が、新しい年に向けての大きなステップとなります・・・~
SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)グループでちょうど先週、「年の瀬のお手伝い」について、
話し合う場を持ちました。友達の意見を聞く、自分の意見を言う、相手の気持ちを考えて対応するなど、
話し合い自体がSSTとしての課題ですが、実際にお手伝いをするという意識を育て、それが実践につながるような
提案となることもSSTの目的のひとつです。
ある日のSSTグループをちょっと覗いてみましょう。
暮れのお手伝いについての話し合い。AくんもBくんも、
「お手伝いはしません、お母さんがします」と主張。
(お母さま方、待合コーナーで爆笑しながらも『やらせなくちゃ』とおっしゃってました)
手伝った時の相手の気持ち、自分の気持ち、必要性に気づかせながら、
・ゴミ捨て
・買い物のときの荷物持ち
を手伝おうという話になりました。
「窓ふきは、寒いので、やりません。お母さんもしなくていいです」
とAくんが言いました。
・・・内容はともかく、Aくん、表現がしっかりしてきました。
学校では、何気ない会話のリーダー的存在になれてきたようです、とのこと。
Aくんは、クラスに参加されて4か月です。
「お母さんもしなくていいです」とは、思いやりの心?!
(指導・報告:総合教育研究室 丸山)
どうぞ、お家でもこんな話し合いをなさって、気持ちよくお手伝いを促してみてください。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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