1028. ~気持ちを紡ぐ~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性
を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く
皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいて
います。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『・・・Mはおとな!』(11月16日)~Mくんは、こども?おとな?Mくにも葛藤があるよう
です・・・~
突然つぶやいたり、かと思うと強い口調で何かを主張したり・・・。
自分の気持ちの中の揺れがつい口を出てしまうことがあります。
そんな時は、「静かに!」と叱るでもなく、「何のこと?どうしたの」と執拗に問うでもなく、
その言葉をしばらくこちらの意識に留めておきましょう。
無意味な言葉である時もあれば、何か背景がある場合もあります。
2~3日様子を見ていたり、学校からの情報を照らし合わすことで意味が判明することもあります。
同じ言葉を繰り返すことがあったら、落ち着いているときを選んで、
「Mくんはこども?おとな?」とそって尋ねてみてもよいでしょう。
返答があったら、「そう、どうしておとな(こども)?」とそっと尋ね、
続いて出てくる言葉を「そう」「そう」と聞いてあげましょう。
Mくんの思いがわかるかもしれません。
言葉を紡ぎだしてあげるような対話は有効です。自分の気持ちを言葉で整理することができます。
また、自分のことを聞いてもらえるのだ、という体験としても有効です。これからも何かあったら何らかの形で
サインを送ってくるようになるでしょう。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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