1008. ~なつかしむ~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『昔のものも大切に』(10月25日)~丸ポスト。幼いころ見た郵便屋さんの仕事ぶりが目に浮かんできます・・・
「なつかしい」という気持ち。それはその当時、そのものや、その情景や風景、その場のようすに、気持ちを伴って
関わってこそ生じます。対象との関係性があってはじめて抱くことのできる気持ちです。
「楽しかった」「おもしろかった」「良かった」というプラスの思いの”なつかしみ”だけでなく、マイナスの思い出も
「今となってはなつかしい」というように受容された”なつかしみ”に変わることもあります。
何れにしても、自分と対象との気持ちを伴った関わり。無感情に、スーッと通り過ぎてしまったのでは、後に「なつかしさ」を感じることはありません。
「なつかしい」というのは、快の感情です。他者とも「そうね、ほんと、なつかしいですね」などと共感を呼びやすい感情です。
人生真っ只中の生徒さん方にも、いつかそんな感情をもって、ほのぼのとするような時があったら、と思います。
そのためには、ひとつひとつの対象にしっかりと関わりを持てるようなサポートを。
対話すること、テキストを読むこと、絵を描くこと、実際に体験すること、・・・日々気持ちのどこかにゆとりをもって、ものとのコミュニケーションを楽しみましょう。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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