1006. ~”作る”ということ~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『絵画、観察して確認して』(10月23日)~絵画展への出品作品、仕上げに入ってきました・・・
絵画制作。幼稚園でのお絵かきに始まり、学校での図工や美術でみなさんも経験がおありでしょう。
描きたいものや、こんな風に描いてみたいという思いがあればどんどん筆が進むでしょうが、
そうでない場合はとんと困ってしまったこともあるのではないでしょうか。
教室ではテーマが自ら決まる生徒さんもいらっしゃれば、こちらから提案することもあります。
テーマが決まってからも、黙々と描きはじめる生徒さんもいらっしゃれば、そこに何を感じ何を表現したいかを
対話を通して引き出していくこともあります。
いずれの場合も、それぞれの生徒さんの普段は見えにくい面が見えてきます。
黙々と描き続ける生徒さん、口数は少なくてもたくさんの言葉を持っていることに驚かされます。
たとえば獣医さんの治療室を描いた生徒さん。さまざまな治療の道具から大小の薬瓶まで次々に描いていきます。
相当な興味と観察眼、記憶力、表現力が伺えます。
対話を進めながら描いていく生徒さん。ひとつのモチーフからたとえば、どんぐり、りす、葉っぱ、木・・・とイメージが広がっていきます。「秋のお山は・・・」とこちらが促すだけで、「きゃはは・・」と声を立てて笑います。
作品。出来上がってひとつの形になると、大きな達成感を得ます。絵画だけではなく、工作でも作文でもなんでもそうです。
誰もがポジティブに”作る人”になれること、これは Elephasの自慢のひとつかもしれません。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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