912. ~がんばる力 ~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『全部正解!』(7月5日)~4年生の難しい読解学習にも、意欲的に取り組んでいるSくん・・・
無理なく学習を進めてきた生徒さんには、”がんばる力”が備わってきます。
「きびしくしないと」「きびしく指導してください」ということを時折耳にしますが、時にその”きびしさ”が、完璧をねらうこととなってしまっていることがあります。
・鉛筆を正しく持つ。
・左手をきちんと添える。
・姿勢を正す。
・二重丸がもらえるほどの文字を書く。
・枠の中に、バランスよく単語や文を書く。
・きちんと感想が述べられる。
・無駄なおしゃべりはいっさいしない。
・鉛筆をくるくる回したり、無意味な行動はいっさいしない。
・・・・・
全て、そうあるべき課題です。
しかし、はじめから100%の完成度をねらうと、学習に無理が生じ、学習嫌いにさせてしまう惧れがあります。
指導においては、生徒さんの状況を見て、どのレベルまでを要求していくかを見定めます。
それが、講師の役割ですし、それが講師の専門性です。
あまやかしているのでも、あきらめているのでもありません。
期待以上の力が発揮できるところまで成長させるために、そのプロセスでは調整をしていくのです。
講師は、きびしい目を持ちながらも、学習自体は無理なく楽しく進めていきましょう。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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