1705.~言葉を選ぶ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『ほんの少しの”お楽しみ』(10月6日)
・・・2学期が始まる前、「もうすぐ学校。ハァ…いやだなぁ」と大きなため息だったKくん・・・。
あえて、「頑張って学校行こうね」等の声かけはせずに、
各月の秋の3連休や楽しい図工の時間などの”お楽しみ”に気持ちを向けさせてあげたら、気分はガラッと変わり、
今も元気に通学しています、とのこと。
ものは言い様、考え様の好例ですね。
ただ単に「頑張ろう」と言われても、何をどう頑張ればよいのかわかりません。
そもそも、学校が始まって頑張らなくてはならないのが憂鬱なのに、
「頑張ろう」では、解決になりませんね。
「頑張ろう」という言葉の前には、「大変だけど・・・」という前提が暗黙のうちにつきがちです。
何方だったかある著名な方が
「年賀状に、”今年も頑張りましょう”と書くのは好まない」と言っていたのを思い出します。
力んで頑張るというよりは、リラックスして楽しく・・・という方を好まれるのでしょう。
かといって、力を抜いたまま努力しないのでは、決してないと思います。
もちろん、「頑張ろう」という言葉が自己啓発となり、自己を鼓舞して力を発揮するタイプもあるでしょう。
いずれにしても視線をどこに向けさせるか、相手にフィットした言葉の選択が大切ですね。
造形リトミック研究所
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