1673.~歩くスタンスで~

1673.~歩くスタンスで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイ

ントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『氷の音がカランカラン』(9月4日)
・・・Wくん、大きなリュックの中にはいつも水筒が入っています。
そのリュックを背負って、まっすぐスタスタとお母さまの前を歩く姿はとてもかっこよく、たくましい・・・。

Wくんの、ピンと背筋を伸ばして歩く姿が目に浮かびます。
氷入りの水筒はさすがに夏場だけだそうですが、”カランカラン”とは心地よく涼しげです。

Wくんのたくましさは、リュックに準備万端の安心と自信からくるものでしょうか。
お母さまより前をスタスタと、頼もしいですね。

いま小学校4年生。高学年、中学生に向かい、自立へとうまくつながっていきそうです。

手を引かれて歩いていた幼児期から、手をつながずとも横並びで歩く、
それが、少しずつ親御さんよりリードし、やがては後ろを歩く親御さんを配慮するようになる。

歩くスタンスにも、自立へのプロセスが表れます。

それは授業の場においても同様です。

手を取りながら指導する段階(幼児期)、ひとりで取り組もうとするのをサポートする段階(児童期)、
自立を尊重しながらサポートする段階(青年・成人期)。
学習内容の如何に関わらず、また技術や能力に関わらず、発達年齢を意識した関係性が求められます。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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