1670.~幼児期のお話し好きは~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『 夢中になって 』(9月1日)
・・・5才のYくんは、お話しが大好きです。いつもきらきらした表情でいろいろお話ししてくれます・・・。
先日はお話ししながらも、夢中になってメリーゴーランドの工作に取り組んだとのこと。
発達段階のこの時分は、自由にお話しできるようになったことの嬉しさと、
何かを知ったことの嬉しさとでお話しが止まらなくなることがあります。
言語トレーニングとコミュニケーションの素地づくり、と捉えれば恰好のチャンスです。
自分の知識の枠組みや自分としての了解の枠組みが一旦構成されると、
今度はそこにないものやそれとはズレの生じることについては逐一筆問してくるようになります。
「○○って、なに?」「○○って、どういうこと?」「なんで、○○なの?」という具合に。
一瞬にして、自分の知識と了解のネットワークと照合して異分子を抽出して質問するのですから、これはズバ抜けた能力です。
このように一方的に話したり質問したりすることは幼児期の特徴で
次第に収まってきますが、そうでない場合もあります。
何れであっても、その時期は十分お話しを聞いてあげることが大切です。
と同時に、お話をストップすることも楽しく教えてあげましょう。
「今度は、ママがお話する番ね」「今度は、先生の番ね」
「時計の針が、ぐるっとひと回りする間、お口を閉じていられる?(1分間)」
音あてや尻とりなど、聴覚を使うゲームも有効です。
おためしください。
造形リトミック研究所
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