1651.~実践の力~

1651.~実践の力~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『5円硬貨と1円硬貨』(8月12日)
・・・Nくんは2つのやり方で、8円を並べて見せることができました。・・・。

夏休みは、教室で学習されたことを実践なさるチャンスです。

スーパーのチラシを開くと、”8円”を含む金額はたくさんあります。
1円玉で8円、5円玉と1円玉で8円、の何れかでお金を用意して、実際にお買い物に行ってみましょう。

例えば、258円の食パン。レジで親御さんが250円を出し、「あと8円出して」と
用意した8円をお子さんに出させてあげましょう。

くり返しているうちに、8円の価値がだんだんと体得されてきます。
この8円がなかったら、パンは買えないのですから。

用意の段階で、時には1円玉が足りない事態もあるでしょう。
5円玉の威力を感得する好機です。
同時に、5円玉の便利さにも気づくでしょう。

学習したてのお子さんにとっては、1円玉8個で8円の方がぐっと安心感があります。
自分の数の理解とぴったりだからです。
コインが4個(1円玉3個、5円玉1個)で、”8”だなんて、
お子さんにとっては、自身の理解を越えている段階があるのです。

コイン1個でも”5”円、というのは人が決めた価値だからです。
量を示す単位も同様です。

そこの理解の枠を越えさせるのに、実践はとても有効です。

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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