1638.~擬音語・擬態語~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『同じパーツでも、ちがう海』(7月30日)
・・・Eくん、Rくん、Kくんの工作。同じパーツを使っても、違う表情の海が出来ました・・・。
Eくんの波の”ざぶんざぶん”は、擬音語。
Rくんの波の”ちゃぶちゃぷ”は、擬音語と擬態語の中間でしょうか。
Kくんの波の”すーいすい”は、擬態語。
生徒さんにとって、擬音語や擬態語の学習は楽しい課題のひとつです。
しかし、言葉と音や言葉と様態が感覚的に一致しないと、どうにも理解に結びつきにくいことも確かです。
どちらかというと擬音語の方が理解されやすいのですが、それでも犬やニワトリの鳴き声の聞こえ方に日米で差があるように、
擬音語でさえそれぞれの文化の中で形成されてきたものですから、理解するためには文化的背景に馴染んでいることが必要です。
私たちは言葉を獲得する幼児期からのプロセスにおいて、
抑揚の大きな言い回しや動作を通して、それらを聞き、見、体得してきました。
言語獲得のプロセスは、実は文化を吸収するプロセスでもあります。
生徒さん方は工作ではさみを動かすことを通して、そのプロセスを追体験しているとも言えますね。
造形リトミック研究所
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