2364.~お金を通して数概念を~

2364.~お金を通して数概念を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「50円玉を数える」(11月9日)
・・・中学2年生のKくん。50円玉だけを数えるワークを用意したところ、
   人差し指と中指を使って50円玉を2個ずつ押さえながら、100、200円と数え始めました。
   数か月前までは、50円、60円、と10円刻みに数えてしまっていたのですが・・・。

Kくん、50円玉と50円玉で100円、ということがピンと来たようですね。

「人差し指と中指を使って50円玉を2個ずつ押さえながら」、という動作(作業)が、
理解を促したのかもしれません。

50円玉が奇数個あって、最後に50円玉が1個残ったら、何百五十円となるということ、
また50円玉に10円玉が混ざったら、50、60、70、80…円と数える場合もあるということ、
これらの理解が進めば、本当に数(硬貨)の理解ができてきたと言えます。

お金を数えることが少しできてきたら、実際にお金を使ってみましょう。
生活の中でのお金の使用を通して、数概念が形成されることは大いに期待できます。

>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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