2357.~作品の背景には~

2357.~作品の背景には~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「ゆっくりお話し」(11月1日)
・・・絵や工作の時間には、生徒さんからいろいろなお話が聞けます。ジェットコースターの絵を描きながら、
 「お姉ちゃんは乗ったけど、僕は背が足りなくて乗れなかったんだよ」と小2のRくん。
  「秋はコスモス、冬はシクラメ。よくお花屋さんで、お花を見る」と話レてくれた小4のEちゃん・・・。

造形、ゆったりと良い時間ですね。
言葉も、その背景にあるものは人の数だけさまざまであるように、絵も工作もそこに込められる思いは、さまざまです。

Rくんの描くジェットコースターには、そんな思いが込められているとは。身長制限に対して、Rくん、ちょうど微妙なラインですね。

よくお花屋さんでお花を見る、というEちゃん。誰と一緒に見るのでしょう。お母さまとでしょうか。
とすれば、描かれるお花にはお母さまへの思いやお母さまと一緒にお花を見ている時の感覚も描き込まれていることでしょう。

自身の中での対話もあれば、他者との対話もあります。
教室での作品制作は、後者であることが多くなります。

対話をとおして言葉を介すことによって、自己の経験や思いはより鮮明になり、
いっそう作品にはそれぞれの思いが込められます。

>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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