4214.~確かな基礎学力を~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ラーメンを描きます」(10月20日)

おはようございます。武蔵境教室の井上です。

特別支援学校中学部1年生のH君。

小学校5年生からお通いですが、そのころから、算数と国語、造形リトミックを3つの柱として、

学習に取り組んでこられました。

造形リトミックの効果で、算数・国語への学習意欲も上がってきています。

初めのころは、形を取るのが難しく、講師が半介助することもありました。

また、円形の部分をグルグルと繰り返し描いてしまいがちなところがありました。

ですが近頃は、形が目に見えてよく取れるようになってきています。

その日はH君、「ラーメンを描きます」とのこと。

器のなかに様々な具材を描いていく、難易度の高いモチーフですので、少し心配もありましたが、

「ラーメンを描きます」と強い意志です。

いざ取り組んでみると、講師の予想を越えて、形がしっかりとれた、美味しそうな「ラーメン」が完成しました。

授業後、お母さまも感心してくださり、H君の成長をいっしょに喜ぶことができました。

また、そのことがその場にいるH君ご本人にも伝わっていることが感じられて、講師として、とてもうれしく思いました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

H君、楽しく学習に取り組んでいらっしゃいますね。中でも、造形リトミックは生徒さんには存分に楽しんでもらいながら、認知の発達を促し、巧緻性の向上を目標とする基礎教育プログラムです。文字の読み書きや、数の認知、数の概念化にもつながっていくものです。それに加え、感性を育み、表現活動を促すプログラムでもあります。楽しみなが確かな基礎学力を形成し、無理なく教科学習、表現学習へと進めていきましょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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