2285.~音が連なるとは?~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「すらすら言えたね」(8月9日)
・・・あ・い・う・え・お」… と1音1音発することができても、「あいうえお」…と5音続けて
滑らかに発することが難しいこともあります。講師の口の開け方をしっかり見て、一音一音真似ていた
生徒さん、それが突然、「あいうえお」と滑らかに発音することができました・・・。
特別支援学校高等部3年生の生徒さんです。
すらすらと音が連なって出てきたときは、さぞ気持ち良かったことでしょう。
「あいうえお」だけでなく、「かきくけこ」「さしすせそ」…も同様に、とのこと。
快挙ですね。
教室に長く通われる生徒さんの親御さんが、
「20才過ぎてもまだ伸びるんですね」と、ことに触れ喜んでくださいますが、
その生徒さんも、昨年は40才に。
1回1回の授業では、講師とコミュニケーションし、手指を動かし、
季節を楽しみ、行事を楽しみ、生活を楽しみ、そんな中で機能のアップを図っていきます。
音が連なるとは、
一つの口形から次の口形へと、連続的に変化させることができるということです。
そこには、音の順序を知的に記憶していることも必要ですし、
息を長く維持することも必要です。
言語学習とは、一種の運動トレーニング的要素が圧倒的に高いのです。
口唇、口腔の微細運動であり、文字通り運動ですから、
生き生きと日々を楽しみながら、目標をもって継続的に、機能を体得していきましょう。
>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
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