2106.~気持に響く~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「おばあちゃん家のおもちは丸かった」(1月13日)
・・・去年、国語のワークで学んだ、「東日本は四角いおもち、西日本は丸いおもちが多い」という話を
K君は覚えていたようです。思いを馳せることが増えると、世界もひろがると思います・・・。
K君のおばあちゃんのお家は、大阪だそうです。
K君には、おもちの話が、すとんと、頭に入って残ったようですね。
学習したことも、頭に入って記憶に残るものとそうでないものがあります。
記憶に残るためには、まずは文意が理解できたことが前提となります。
全文ではなくても、部分的にでも良いのです。
次に理解した上で、「ふーん」、「なるほど」、「驚いた」、「感動した」、と程度の差はあれ、
気持に響くものであったこと。
さらに、どこかで復習すること。
復習と言っても、もう一度ワークを開かなくてもOKです。内容や関連することを話題にするだけで
よいのです。また例えば、スーパーでお餅を見かけたときに、「そういえば、ワークでお餅の話やっ
たな」と何となく思い出すことも、復習です。つまり復習とは、もう一度、意識に上らせることです。
記憶に残り本人の糧となる学習には、やはり知的な理解力と同時に、気持への作用が欠かせません。
ですから講師は、感性の働きを大切にしていきましょう。
K君にとってこのお餅の話は、一生記憶に残ることでしょう。
気持に響き、しかもたくさん復習していますから。
知るって、楽しいですね。
造形リトミック研究所
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