2051.~少ない量をすらすらと~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「音読」(11月11日)
・・・音読の練習をする生徒さん。長文をすらすら読めるようになったり、登場人物の言葉を感情を込めて読んだり、
と嬉しい変化が見られるようになりました・・・。
ご家庭でも音読を楽しんでいらっしゃいますか?
音読の宿題はいかがですか?負担になっていませんか?
読む力は、子どもによって異なります。
どの子どもも同じ量を読むとしたら、音読に費やす労力はその能力によって大きく異なります。
大きな声でスラスラと読める子どもは、まるで歌っているかのように音読を楽しむことgあできるでしょう。
しかし一文字ずつ拾い読みをしている段階の子どもは、一行読むにも数分かかってしまいます。
単語を読む段階での一字読みは3文字から数文字読めば、何か意味を把握することができるので、それなりの面白さはありますが、
文を読むとなると大変です。それが文章となり、何段落、何ページともなれば、音読が嫌いにならないことの方が不思議なくらいです。
音読の力を成長させるためには、音読の量を適切に調整してあげましょう。
ピアノなどの楽器でも、PC入力でも、すらすらとできればとても気持ちのいいものです。
逆に途切れ途切れでは、イヤになってしまいます。それは、何であって、誰にとっても同じでしょう。
音読は一行でもいいですから、少ない量をすらすらと読めるようにさせてあげることです。
すらすらと読めることの気持ちよさを体験させてあげたら、きっと、音読が好きになることでしょう。
造形リトミック研究所
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