2035.~お金から、数理解へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「お金の取り出し、できた!」(10月23日)
・・・好きな物を買う時、お財布の中からその金額が出せることを目標にお金の勉強を続けていました。
ある日、「それ わかるよ」と言わんばかりに、正確に出せました・・・。
お金を種類ごとに分ける学習からはじめ、
次はゼロの数を見定めながら、金額(数字)とお金を合わせる学習を積み重ねていたそうです。
そんなある日、まずは教室で成功。今度は、実践ですね
ここまで机上での学習が進んだら、積極的にどんどん使ってみることです。
しかし注意すべきは、なるべく失敗させないように、
金額の決まっているものを買うことから始め、財布には予めぴったりの金額を用意しておくこと。
財布は、お金が見やすく、指が何本か入るくらいの大きさが適当です。
実際にお金を使用することにより、「10円」「100円」という言葉や数字が
物の価値と一致して感覚的に備わってきます。
初めは、「10円」「100円」という言葉が単に名称であったとしても、
次第にそこに”数感覚”が伴ってきます。
そしてやがて、「1、2、3、・・・」と数えてたどり着く「10」と、「10円」の「10」とが
共通の意味を持つものとして結びついてくることでしょう。数唱とお金とは別物ではないのです。
造形リトミック研究所
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