1982.Elephas サタデーブログ ~「8月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
8月第4週のE・Blogは、「読み取る」(8月20日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。
このブログに感じたことは、2つありました。
その一つは、”適正評価”ということ。それについては、その当日に触れました。
もう一つは、”驚く”ということ。きょうは、そのことについて。
『ひとつの花』の読み聞かせに、
「こんな体の弱い人も戦争に行かされたんだね」と、感じ入ったYくん。
このテキストを理解し、深く感じることができたのですね。驚きです。
同じ意味合いで、担当講師二人も”大喜びしました”とのこと。
ほんとうに、驚きです。
その前日の「うちわ片手に」のブログでは、”意外性を大切に”と書かせていただきましたが、
意外性も驚きも生徒さんと向き合う上でとても大切なものです。
そこには、生徒さんの”ほんとう”があります。
それは、生徒さんの中のほんの一部かもしれませんが、真実であることは確かです。
Yくんは、本当に感じることができたのです。かっといって、
この単元のテストでいい点が取れるわけではないかもしれません。しかし、
そこにはYくんとテキストとの出会いがあったのです。それだけで、
充分いいではありませんか。
Yくんの理解する力と感じる力に驚き、その力を信頼しましょう。
ひとり一人の子どもに、望むなら、望むだけの教育を与えてあげましょう。
良いものをていねいに与え、出会いのチャンスを用意してあげましょう。
教育を選ぶ権利は、子ども自身とその代理者である親御さんにあります。
造形リトミック研究所
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