1971.~カメラで捉える~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『目で見て触れて』(8月10日)
・・・カメラ等のレンズを通して見た景色や建物、人物や状況等は、
人間の心の中に残る確率が目で見た時よりもやや低いそうです・・・。
そうですか、そうかもしれませんね。
夏の風物詩である打ち上げ花火も、”この美しさを残したい”とついカメラを向けてしまいますが、
レンズ越しに見るのではとても残念ですね。
カメラを通して見たものは、なぜ印象に残る確率が低いのでしょう?
・シャッターを押すことで、”記憶した”と脳が勘違いをして、
本来の記憶機能を作動させていないために記憶の度合いが低くなるのかもしれません。
はたまた、
・本来は、あるゆる感覚を総動員して対象物(花火)を見るのに対し、カメラを通す場合には、
タイミングよくピントを合わすことが優先され、他の感覚があまり使われないからかもしれません。
・・・ただし、プロの写真家の場合は瞬時に多感覚を総動員することが可能であるので、
見えないもの、その背後にあるものまでを写し出し、人々に感動を与える作品となるのですが。
ただ、手軽なデジタルカメラは、認知教育の観点からは別の意味でお勧めです。
・さまざまな環境の中から、対象をピックアップする
・限られたフレームの中で対象を捉える
・対象に焦点を合わせる
・撮影の瞬間は、自身の動きを止める
・写真によって、経験を再現する
それぞれに目的を踏まえて、見る、触れる、写す、を楽しんでくださいね。
感動の夏を。
造形リトミック研究所
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