1959.~無理なく導入~

1959.~無理なく導入~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『たくさん日記を書いてくる‼」』(7月27日)
・・・小学2年生のTくんと、当初は口頭で日記の練習をしていました。その後ある日、
   Tくんは自ら「宿題でたくさん日記を書いてくる‼」と提案してきました・・・。

Tくんは、無理なく日記の学習をスタートできたことが良かったのですね。

学校で意外に指導を受けずに過ぎてしまうのが、作文と図画工作です。読み書き、計算を始め、
知識についての指導に比べ、表現についての指導はウエイトがとても低いように感じます。
要領の良い子どもはそれでもこなしていきますが、苦手意識を持ってしまうこどもも少なくありません。

いくつかの文例に当たったり、こんな手順でこんなふうに書き(描き、作り)ましょう、という導入があるだけで、
ぐっと取り組みやすくなります。自由テーマの場合には、テーマ選びから迷ってしまいますから、
テーマの選び方の指導も必要です。

Tくんはそのあたりのことを口頭練習で体得できたので、一人でもできそうな気持になったのでしょう。
「かんたん。ひとりで、できるよ!」その言葉が出てきたら、導入としては大成功です。

造形リトミック研究所
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